子供用の防水デジカメなんですけどモニターで使ってみませんか? という連絡を販売元より頂き、ちょうど石垣島に旅行に行くタイミングだったので、送って頂いたのが「キッズ・タフ」です。
北海道旅行の時はCHONANには「GR DIGITAL」を持たせていたのですが、やはり落としたりするのが心配。液晶とかすぐに割れてしまいますからね。
子供用のデジカメという発想はなかったのですが、アメリカ発で、
・落としても大丈夫
・水に濡らしても大丈夫
という「キッズ・タフ」が日本にやってきた訳です。
パッケージです。
子供の手にはやや大きいかもしれませんが、周りがラバー素材になっています。確かにこれなら落としても平気そうです。平気そうですし、実際に落としても無問題でした。
そしてしばらくCHONANに使わせて気づいたのですが、けっこうラバー素材が汚れているのですね。
外で遊んだままの手でいじったりしたからのようですが、洗えばいいやと思えば、多少のことには目をつむれます。
基本は背面にボタンが4つでして、電源、再生、フラッシュなどとなっているのですが、これはマニュアルなしにすぐ使えるようになってしまいました。
ということで、CHONANは喜び勇んで旅行で「キッズ・タフ」を使っていました。
やっぱり、男の子。自分のデジカメは相当に嬉しかったみたいです。カバンに入れて、常に持ち歩いていました。
雨が降っていたってへっちゃらです!
で、気になるのは実際にどんな写真が撮れていたか、ということなんですが、こんな感じでした。
なんというか、トイデジカメですね、文字通りに。光の具合によって、妙に面白い撮れ具合になっていたりすることがあるあたり、完全にトイデジカメでしょう。
通常は30万画素なので、ちょっと写真印刷したりするには非力ですが、パソコンで見るなら良いかもしれません(640×480ピクセルを130万画素に補正するハイモードあり)。
他にも知らない間に、いろいろと写真を撮っていたみたいです(デジカメとPCの接続はUSBケーブルで行ないます)。
かっちりと構えて撮るということができないので、当然、手ぶれも多くなるのですが、それが顕著に現れるのが室内でしょう。
フラッシュもあるにはありますが、シャッターを押す瞬間に動いてしまうので、どうしても手ぶれが発生します。
細かいことを言い出したらアレですが、一点だけ気になったのは電源スペースへのアプローチです。防水ということもあって開け閉めが頑丈になっているのですが、マイナスドライバー的なものがないと開けられません。
さらに、けっこう力がいるというか、コツがいるので、子供自身の開け閉めはちょっと難しいかも。
子供が自分で勝手にやらないようにという配慮でもあるのかもしれませんが、旅行中などに電池切れしたら、どうやって交換しようかな、と思ってしまいました。常にマイナスドライバーを持ち歩いている訳ではないですしね。
ちなみに価格は12,000円です。これを子供用として高いとみるか、安いとみるかは人それぞれだと思いますが、子供とトイデジカメを共用するということにすれば、奥さんへの説明もついて良いかもしれませんね!?!?!?
↓楽天市場で見ると、トイザらスだと8,000円くらいで購入できるみたいですね。
子供の視線からどんなモノを見ているのか? というのを知りたい親にとっても良いですし、子供のデジカメとのファーストコンタクトにも安心して持たせられるデジカメかな、と思います。2009年4月25日より発売開始です。