ソニーが、自分撮りも可能な回転mmを搭載したサイバーショット「DCS-U50」を発表しました。発売開始は2003年9月19日、市場予想価格は3万円前後の見込み。画素数は200万画素で、一連のUシリーズの新バージョンといったところ。ズーム機能もない割り切った仕様。「メモリースティックPRO デュオ」に対応しました。この形状は、カシオのQV-10を思い出しますね(実はまだ持っています)。
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外形寸法は,幅99.9×高さ40.5×奥行き24.9mm。本体の重量は約98g。バッテリ,メディア,mmキャップ,ストラップを含めた撮影時重量は約132g。
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撮影機能としては、従来最大15秒だった動画撮影時間が無制限になり、連写枚数がVGA(640×480)サイズの場合10枚に倍増するとともに最大解像度(1632×1224)でも2枚の連写が新たに可能になったほか、オートのみだったホワイトバランスがオート/太陽光/曇天/蛍光灯/電球の5種類から選択できるようになった。
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だがU50は、単なる“自分撮りデジカメ”ではない。手を伸ばして上方から撮影したり、デジカメを下に構えてローアングルから狙える回転mm機構が“超小型ボディ”に搭載されたことで、これまでにない自由な撮影アングルが可能になったのだ。
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U60とU50は、U10から築き上げられた「気軽に気になったものや風景をブックマークするように撮影する」というUシリーズのコンセプトをさらに進化させたモデルに思える。
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U50最大のライバルは、兄弟モデルであるU30なのは間違いない。画像を確認しながらmmを回転させられる機構の便利さは、実際に体験しないとわからないかもしれないが、両者を比べてどちらがいいかと聞かれたならば、ワタシは一も二もなくU50と答えるだろう。