一眼レフデジカメとしては初めてとなる本格的なライブビュー、つまり映像を液晶モニタを見ながらシャッターを切れる「E-330」のレビュー記事が続々と。
最近のコンパクトデジカメはファインダーがないものも多いですから、液晶モニタを見ながら撮影することに慣れた層をターゲットにしているのでしょう。
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多少でもカメラや写真に興味を持つユーザーであれば、このライブビューはきっと楽しめるはず。わたし自身、約1週間の試用で十分に使いこなせたとはいえないが、病み付きになるほどハマった。ライブビューを見ながら、撮影のアングルやポジションを変えたり、ズーミングをしたりするだけで撮る意欲が刺激されるほどだ。
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露出、ピントのほかに、もうひとつ大切な要素は“構図”です。構図は撮影者の意思であり、自動化することはできません。しかし、構図を決めるためにファインダーをのぞくという行為はひとつの制約であり、その制約を取り払えば、もっと構図の自由度が広がるのではないでしょうか。
従来の一眼レフ用CCDやCMOSでは、長時間光を受け続けると加熱するなどの問題があった。そのためコンパクトデジカメのようにCCDで直接光を受けて、そのまま液晶モニターに表示する、スルー画を出す機能がなかった(できなかった)のである。