リコー「GR DIGITAL」関連記事2

新製品レビュー】リコー GR DIGITAL〜見た目や色再現性など玄人好みの広角専用機という記事より。

GR DIGITALには、単焦点レンズが搭載されている。ズームレンズ主流のデジタルカメラの中で、単焦点レンズというだけで、かなり珍しい存在だが、画角は35mm判の28mmに相当。玄人好みの広角専用機だ。

なぜにこんな風に「GR DIGITAL」の記事が読めるようになったのか。うーん、目の毒ですね。この記事もかなり詳しくレポートされていて、そそられます。

ただ、記事にも書かれているように「GR DIGITAL」は玄人好みの少しお高めのコンパクトデジカメという位置づけなので、あまり興味がない人にはピンとこないスペックだと思われます。

10倍、12倍の光学高倍率ズーム全盛の時代に28mm単焦点ですからね。見える世界が違います。が、しかしその切り取れる世界が見たことない世界だったりして、それが楽しさでもあるのですが。

サイズも小さいのでポケットにいつも入れて持ち歩き、ズームができない単焦点という、見る人によっては不自由の中で自由を見つける、みたいな。なんでもできますよ、も素晴らしいですが、これしかできないけどさあどうする? とカメラから質問を投げつけられるような、そんな楽しみでしょうかね。

私は根っからの銀塩カメラファンで、どちらかというとデジカメは仕事の道具と割り切っているが、こんな私でも首から下げて歩きたくなる。28mm単焦点レンズ付きという潔さと高画質。これだけならまだしも、ストレスを感じさせない操作性や落ち着いたデザインなど、銀塩カメラファンの心理を研究し尽くしている。

ぼくは銀塩ファンという訳ではないですけど、「GR DIGITAL」は希有な存在として非常に魅力に映ります。他にないですからね。

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