2014年に「ちばてつや賞 ヤング部門」を受賞した漫画家・西倉新久が、弘兼憲史と柴門ふみの息子だったという記事がありました。どちらの作風とも違うマンガで、実力でデビューしていたということです。
弘兼憲史と柴門ふみの息子が西倉新久
弘兼憲史・柴門ふみの息子が漫画家デビューしていた! 両親が語る「意外な作風」という記事になっていました。
「実は、超ベテラン漫画家の弘兼憲史先生と柴門ふみ先生の息子さんが、『西倉新久』というペンネームでひそかに漫画家デビューしているんですよ」(漫画雑誌編集者)
なぜ今のタイミングで、というのはありますが、いずれにせよ“親の七光り”的なものではなく、完全に自分の実力だけでデビューし、連載まで勝ち取った、ということですよね。ただでさえ厳しい世界なのですから。
弘兼憲史と柴門ふみもそれぞれコメントしています。
弘兼憲史は「ウチで背景の手伝いをしてもらったことはありましたが、漫画を描いていることは知りませんでした」柴門ふみは「私たちが両親だということを、息子はずっと隠していたようです」と。
「ちばてつや賞」を受賞したことで、両親にマンガを描いていることをカミングアウトしたようです。かえるの子はかえると言いますか、これが血筋なんでしょうかねぇ。
現在は「HOTEL R.I.P.」という作品を連載中とのことです。@cink というTwitterアカウントがありますが、特に今回のことには触れられていませんでした。
実は「ちばてつや賞」がヤングマガジンは30年以上読んでおりまして、だからもしかしたら西倉新久さんの受賞作を読んだことがあるのでは‥‥と思って検索したら、やはり読んだことのある作品でした!
第71回 ちばてつや賞 ヤング部門 発表から読むことができますが、確かに独特の世界観で、絵柄も両親とは全く違います。興味のある人はぜひ読んで下さい!