【手塚治虫文化賞】マンガ大賞は「ランド」新生賞に「葬送のフリーレン」

Tezuka osamu manga 202104

朝日新聞社が主催する手塚治虫の業績を記念する第25回「手塚治虫文化賞」の受賞作が発表されています。マンガ大賞に「ランド」新生賞に「葬送のフリーレン」が選ばれています。

マンガ大賞に「ランド」、特別賞は鬼滅 手塚治虫文化賞として発表されています。

マンガ文化に大きな足跡を残した手塚治虫の業績を記念する第25回手塚治虫文化賞(朝日新聞社主催)の受賞作が決まった。

受賞作は以下の通りです。

マンガ大賞:山下和美「ランド」(講談社)

新生賞:山田鐘人(原作)アベツカサ(作画)「葬送のフリーレン」(小学館)の

短編賞:野原広子「消えたママ友」(KADOKAWA)「妻が口をきいてくれません」(集英社)

特別賞:吾峠呼世晴「鬼滅の刃」(集英社)

「ランド」はモーニングで連載された作品で、ぼくも読んでましたが「江戸時代を舞台にしたような作品でなぜランドなんだろう?」という疑問は、やがて解き明かされていきます。全11巻。

山下和美先生というと「天才柳沢教授の生活」と「不思議な少年」を思い出しますが「ランド」は後者の系譜だと思います。

「マンガ大賞」と検索すると、別の有志による「マンガ大賞」というズバリの賞が出てくるのですが「葬送のフリーレン」はこちらで2021年に大賞を獲得している作品です。

「前年の1月1日から12月31日に出版された単行本の内、最大巻数が8巻までの作品」という条件があります。

短編賞の「消えたママ友」「妻が口をきいてくれません」は、ウェブマンガとして話題になっていたようですね。

そして特別賞の「鬼滅の刃」ですが、マンガ大賞を「鬼滅の刃」「約束のネバーランド」「ランド」の3作で競り合い、社会現象を生み出した功績を理由として朝日新聞社が特別賞を決めたそうです。