藤本タツキ「ルックバック」発売日に届いたので再び変更されたというセリフ部分を真っ先に確認してみた

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「少年ジャンプ+」で2021年7月19日に公開された話題作、藤本タツキ「ルックバック」が単行本として2021年9月3日に発売されました。予約していたものがAmazonから届きました。

内容に関する指摘を受け、8月2日にセリフの内容が変更され、さらに単行本化にあたりセリフに修正が加えられているというのです。

確かに8月2日の変更では、作品が持っていた本来の趣旨から少しずれてしまったのでは‥‥というところはありました。元のセリフとは違う方向に、急いで修正したように見受けられました。

その後も、やはり作者としては気になっていたのでしょうね。再びセリフを変更することになったのですから。どう話を引き戻すか、どのように変更したら、最初のセリフを超えつつ、納得できるのか。

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ということで、発売日に届いた「ルックバック」で、真っ先に確認したのは変更されたセリフ部分でした。

どのように変更されたのかはネタバレになるので詳細は書きませんが、想定していると思われる事件に、より近づくような変更が加えられたと思います。全てが回収されるようなセリフに変更されていると感じました。

それにしても、開くたび、ページを繰るたびに、なんともやるせない気持ちになり、こらえられずに涙が溢れてきてしまう作品です。読むたびに理不尽な事件に心を揺さぶられ、頭がグラグラします。