スイスの食品大手のネスレが、アメリカのサードウェーブコーヒー「ブルーボトルコーヒー」を買収しました。「ブルーボトルコーヒー」は独立子会社として存続するということです。ネスレ、ブルーボトルコーヒーを買収 独立子会社として運営へという記事になっていました。
スイスの食品大手Nestleは9月14日(現地時間)、こだわりのコーヒーで知られる米コーヒーチェーン、Blue Bottle Coffeeの過半数株式を買収したと発表した。
「ブルーボトルコーヒー」が日本に進出したのが2015年。清澄白河に最初の店舗をオープンしたことでもかなりの話題となりました。その後も着実に日本国内の店舗を増やしています。サードウェーブというスタイル、いわゆる一杯ずつドリップするスタイルのカフェです。
Blue Bottleは2002年創業のカリフォルニア州オークランドに拠点を持つ非公開企業。ミュージシャンでコーヒーマニアのジェームス・フリーマン氏が焙煎したてのコーヒーを提供するカフェを目指して立ち上げた。
ネタフルでも次のような記事を書いています。
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ネスレは約4億2500万ドルで「ブルーボトルコーヒー」を買収したと推測されています。日本には6店舗あります。
「ブルーボトルコーヒー」は独立子会社として存続していくということですが、店舗展開が加速したり、ブルーボトルブランドのコーヒーをネスレが販売するようになったりするのでしょうか。
追記:ブルーボトルが「ネスレ」を選んだ決定的理由という記事がありました。
68%という数字は、私やブライアン以外の投資家が持っていた持株比率で、それをすべてネスレに譲渡したから68%になった。つまり、252人の投資家が1社に変わったわけだ。これでずいぶんシンプルになった。