赤ちゃんの2割がビタミンD不足、骨に影響という記事より。
国内の新生児の2割は丈夫な骨をつくるのに必要なビタミンDが不足しており、母乳だけで育てると、粉ミルクの場合と比べ欠乏状態が長引く可能性があるとの調査結果を、京都大の依藤亨講師(小児内分泌学)がまとめ、3月31日発表した。
日本国内の新生児を調査したところ、2割が丈夫な骨を作るのに必要なビタミンDが不足していたことが分かったそうです。
母乳はミルクと比べるとビタミンDが少ないそうで、不足分を補うために短い日光浴をさせるなどの配慮が必要、と指摘されています。
ビタミンDは、日光を受けて皮膚内でも合成される。欠乏すると骨が曲がる「くる病」などを発症する恐れもある。
ビタミンというとなんとなく食品から摂取するものだと思いがちですが、ビタミンDは日光を受けて皮膚内でも合成されるそうです。
新生児が口にするのは母乳やミルクだけですから、ちょっと気をつけてあげたいところですね。
「栄養素>ビタミンD|食育大事典」によると、
ビタミンDは、魚介類や卵、きのこ類に多く含まれています。骨ごと食べられる魚料理や、乳製品と組み合わせるなど、カルシウムと一緒に摂取できる献立がおすすめです。
と書かれていました。