新型コロナウイルスが蔓延した武漢から政府のチャーター機で帰国した人たちを受け入れた千葉県勝浦市のホテル三日月がどうしているか気になって訪れた勝浦。せっかくなので、日本三大朝市の一つと言われる「勝浦朝市」にも立ち寄ってみました!
日本三大朝市とは?
朝市という響きだけでワクワクしてしまうので、いつかは訪れてみたいと思っていた勝浦朝市。観光朝市ではなく、生活朝市として開催されています。
ちなみに日本三大朝市というのは諸説あり、勝浦の他に呼子や輪島、さらには高山など決して3つに収まらないようです。勝浦市のサイトでは「石川県の輪島・岐阜県の高山と並ぶ」とされています。
勝浦観光ポータルサイトによれば「勝浦朝市」が始まったのは1591年で、当時の勝浦城主が農業・漁業の奨励とともに、勝浦根古屋(町の中心となるところ)でのみ農水産物の交換の場として開設したと伝えられているそうです。
概ね6時〜11時に開催されており、7時過ぎに東京駅を出て9時半過ぎに勝浦駅へ降り立ちました。そこから徒歩で10分弱くらいでしょうか。
「勝浦朝市」を訪れてみたよ
平日の10時。そもそも観光客が多い時期でもないですし、生活朝市と考えると、この時間には多くの露天が終了していても不思議ではありません。
それでもいくつか残っている露天を見ながら歩いていきます。
ふきのとうとかのびるとか激安で売られています。クルマで行っていたら間違いなく買っちゃいますね!
干物を売る店。
観光客で購入して帰る人もいるのでしょうが、まさに地元の人が食事の一品として買っていくようなラインナップです。
勝浦産のサザエなどもありました。他の店では「昔はサザエなんていくらでも採れてねぇ。持って帰るとサザエカレーになるから、売って小遣いにするようになったよ」なんていうおばちゃんの話もありました。
干物を焼いているおばあちゃんもおりました。
その場で試食させてくれました!
中には自転車でリヤカーを引く屋台のコーヒー屋さんも。聞くと勝浦市の国際武道大学に入学し、そのまま卒業後もコーヒー屋さんとして残ったのだそうです。
スペースとスパイスをかけた「SPAICE COFFEE」が店名です。ジンジャーの入ったジンジャーコーヒーが美味しかったです! ちなみにPayPayで支払い可能でした。
来た道を振り返ったところ。
角を曲がってさらに干物屋さんで油を売るオジさんたち。
平日の真っ昼間でしたが、思っているより観光客がいるように思いました。女性だけのグループとか、年配の人たちのグループとか。土日になると、もっとお客さんがたくさん「勝浦朝市」に集まるそうですよ!
宿泊して早朝から行くと、きっともっと違った顔も見えて「勝浦朝市」は楽しいでしょうね!
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