日本でもなかなか体験できないだろうアクティビティの一つが、この”犬ぞり(dog sledding)”体験ではないでしょうか? 犬たちがぐいぐいとソリを引っ張る速度は、時速16km! 昔はこうやって移動していたんだなぁ、なんてことにも思いを馳せたアクティビティでした。
犬ぞり体験ができる場所までクルマで移動すると、既に犬たちが準備中でした。
トラックの荷台に積まれた、集合住宅のようなキャリアに乗って、近くの街からやってくるそうです。
犬たちは腹ごしらえをしていました。
これがソリで、前後に二人で乗ります。
犬ぞりを引っ張るのはハスキー犬たちです。満腹になると「俺を走らせろ!俺を選べ!」とばかりに、吠え立てます。みんなやる気満々です。
とはいえ、中には大人しい犬もいて、犬たちの性格もそれぞれだなぁ、と思いました。
犬たちの準備も始まります!
靴下を履いている犬もいました。
後ろ足だけ靴下を履いている犬も。
犬ぞりは8頭の犬たちによって引かれるのですが、メンバー表も配られました! よろしくね! という気分になりますね!
「さあ行くぞ、おまえたち」
よろしくね!
よろしくね!!
実際に犬ぞりに乗っている他のチームの様子はこんな感じです。
ぼくのチームは紫色のソリでした。
後部シートに座り、準備OKです。
ふと横を見ると‥‥
瞳の色の違う犬がいました。
ソリのストッパーで進みませんが、犬たちは行く気満々です!
ということでスタート!
けっこうなスピードが出ているのが分かるでしょうか? しばらく雪が降っていなかったので、けっこう雪面がゴツゴツしていて、ジャンプ&ジャンプでスリルもありました。
進む! 進む! 犬ぞりは進む!
片道8km、往復で1時間の16kmコースでした。時速16kmですね。地面すれすれに座っているので、けっこうスピード感もありました。
途中、Uターンしてきたチームとすれ違うこともありましたよ。シャッターチャンスですね!
行きはほぼ直進だったのですが、帰りは森の中を通りました。この雰囲気が抜群です! 森の中を犬ぞりで疾走!
後ろで掛け声をかけている男性の声を聞いていたら「ジー(右)」「ホー(左)」といった風に声をかけていることが分かりました。
開けたところを走るのも、また気持ちが良いです!
正面から見ると、こんな感じです(撮影して貰いました)。
そして、ゴール!
犬たち、ありがとう〜〜〜!
ご褒美に肉塊を貰っていました。肉塊がご褒美になるのは、人間と同じですね!
「犬たちは喉が渇かないのかしら」と思っていたのですが、実は走りながら雪を食べていました。そんな風に水分補給するんですね。
雪原を地面ギリギリにソリで走る‥‥犬ぞりは、冬のカナディアンロッキーならではのアクティビティですね。2時間コースもあると聞いたので、犬ぞりの旅気分を味わうならば、長いコースがオススメです!
追記:
さらに楽しさが分かる動画です!
同行したizumin撮影によるものです。
今回のカナダ・アルバータ州のブログ取材について
アルバータ州観光公社から取材の依頼を頂き、カナダ・アルバータ州・バンフでブログ取材しています。前回、2011年夏に続く2度目のカナダ取材です。今回の旅のブログ記事の一覧は「カナダ旅行」からご覧ください。「カナディアン・ロッキーいいね!」でも旅の様子がまとめられています。