「質問:今週妻が浮気します。今はホテルに乗り込んで何かしらの決着をつけようと思っています。しかしそれは正しい方法でしょうか? 乗り込んでどうするのがよいのでしょうか?」――それはインターネットの匿名掲示板に寄せられた一人の夫からの悲痛な質問から始まった。ネット上のさまざまな人から寄せられる回答。最初は軽い考えの回答者たちも、質問者の真摯な姿勢に、次第に自己の深い感情や哲学、過去の傷をも振り返りながら答えていくようになる。
なんでも、[教えて!goo]に寄せられた「質問:今週妻が浮気します。」から始まったスレッドが、そのタイトルのまま「今週、妻が浮気します」として書籍化されるそうで、話題になっているようです。
いつしか質問者と回答者たちのレスは100を超え、回答者たちの深いメッセージは質問者の気持ちを刻一刻と変えていく。そして浮気の当日。質問者である夫はどのような行動をとったのか。そしてその後、夫婦間に生じた感情の変化とは。物語は思わぬ展開を見せ、愛情溢れる感動のクライマックスを迎える……。
インターネット発の書籍としては既に「電車男」が大きな話題になりましたが、「電車男」のテーマが「純愛」ならば「今週、妻が浮気します」はズバリ不倫です。
「総合職の仕事をこなしながら、家事も人並み以上にこなす妻」の浮気を知ってしまった夫はどういう行動に出るのか? 不倫の現場に乗り込んだ夫はどうするのか?
[教えて!goo] 今週妻が浮気します。で全て読むことができますが、どういう形で書籍化されるのか興味のあるところではあります。純愛に続いて、不倫が物語化されるというのも、何やらリアルな感じです。なんとなく「金曜日の妻たちへ」とか思い出しちゃいますね。どういう内容か知らないけど。確か、そんな感じですよね?
で、全然関係ないところで微妙な違和感を覚えていたのですが、それが、
・今週、妻が浮気します
・いま、会いにゆきます
が非常に似ていたことだとようやく気付きました。
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▼「今週、妻が浮気します」。ネット掲示板から生まれた物語が書籍化
インターネットの匿名掲示板に寄せられた一人の夫からの質問をきっかけに始まった物語「今週、妻が浮気します」(GoAhead & Co.著)を、中央公論新社が1月25日に発売する。価格は1,050円。インターネットのQ&A掲示板「OKWebコミュニティ/教えて!goo」で話題となった質問投稿が書籍化されたものだ。