Web担当者Forumで、拙著「マキコミの技術」の一部公開が開始しています。「ブログブーム初期からコツコツと続く日産自動車の取り組み | マキコミの技術 #3」として第3回目が公開中です。
柳:「東ドイツ」ですね(笑)。なぜか「東棟ブース」を「東ドイツブース」とミスしてしまったのですが、これが皆さんに受け入れられたんですよ。このおかげで、情報を正しく伝えるだけじゃなくて、ミスも含めて、現場の空気を伝えるというやりかたでいいのだと理解することができました。
今回は、企業としてソーシャルメディアにどう取り組むか、日産へのインタビュー部分が公開されています。
日産が東京モーターショーでうっかり「ドジっ子」を演じてしまい、ミスがあってもいいと気付いたというエピソードが印象的なインタビューでした。
「モーターショーではその後、マーケティングと広報が連動すると、すごく運用が楽になることに現場で気付きました」というのも、これも実際にやってみたからこそ、分かったノウハウですよね。
ソーシャルメディアを通じて、日産は「やってみる」会社なんだかな、ということが分かりました。そして「分かったことを継続する」こともできる会社である、と。
本書の中でも再三繰り返すことなのですが、
・コツコツと継続する
・一歩前に踏み出す
を、ソーシャルメディア黎明期から体現している企業なのだな、と。
「ブログ、ツイッターだけでなく、ユーチューブ、フェイスブック、フリッカー、タンブラーも利用しています」というのもすごいことですよ。