鈴木ヒロミツさん死去8日前のメッセージという記事より。
鈴木ヒロミツさんの亡くなる8日前の肉声が1冊の本になる。今年3月に肝細胞がんのために60歳で死去した鈴木さんのエッセー「余命三カ月のラブレター」(幻冬舎、1300円)が5月14日に出版される。
鈴木ヒロミツさんが、亡くなる直前にインタビューを受けて作った書籍が「余命三カ月のラブレター」として発売されるそうです。
「お別れ前に、一つだけ生意気を言わせてください。皆さん、これからの人生を、どうか楽しむために生きてください。人にはそれぞれ願いがあると思います。でも、目的が何であれ、笑って、笑って、腹の底から笑えるような人生を送って欲しい。僕はね、死を前にして、はっきり思ったんです。人生とは楽しいものだと。だから、どうか、楽しむために生きてください」
人生ってなんなのか。どうして生きているのかなんてことを考えて、今も分からないでいるのですが、鈴木ヒロミツさんがたどり着いたのが、楽しむために生きるということだったのだそうあです。
延命治療を受けずに家族と過ごした3ヶ月。いつかぼくにも、そういう時が来るかもしれませんが、家族に笑顔でさよならを言うことは、果たしてできるのだろうか、と。
■関連記事
医師の無情な宣告に「棺の中に横たわっている自分を想像してしまうと怖くて怖くてどうしようもなくなる」と記した鈴木さん