消費者の購買活動に影響を与えるブログの力という記事。
最近、「マーケティングにおいてブログの重要性が高まっている」ことを示すデータが相次いで公表されました。簡単にまとめてみたいと思います。
シックス・アパート関社長のコラムです。
Eストアーの「購入者から見たウェブショップ運営者のブログについて調査」によると、
商品を購入する際に、ショップ運営者のブログが「参考になる」とした回答者が54.8%に達しています。
ということです。しかし一方では「ショップ運営者のブログを通して商品を購入した経験については、「ない」が88.1%」ということで、ブログは参考になるけれど買うまでには至っていないという現実が。参考になるけど買いはしないということなんですかね。
もう一つのデータとして電通の「ネットアクティブ男女の情報&消費生活」が紹介されています。
消費者が商品を知ってから購入するまでの過程において、新たに「インターネットで商品評価チェック」と「意見共有」という行動が加わったそうです。
なーるほど。確かにぼくもクチコミ情報は非常に参考しています。自分と利用シーンが似ていると、これほど参考になることはないですね。価格が安いのはもちろんなんですが、
・どういうシーンで使うのか
・どういう点が便利なのか
・逆に不便なことはないのか
といったことが知りたい訳です。
これまでだと価格.comを使うことが多かったし、女性だったら@コスメがそういう存在だったのでしょう。そこにきてブログが広まると、今度はクチコミ情報が拡散していく訳ですね。どうやって探すかがポイントになりますけど、じきに解決されるでしょう、きっと。
いろいろ見たり聞いたりしていると、ブログを立ち上げるだけでなく、本格的なマーケティング活用が始まっているのかなぁ、という気がしますね。特にブログを活用してブロガーと繋がりたい、クチコミ情報を集めたいという企業の需要は高いのではないでしょうか。