キリンが月額2,496円でサブスクリプションビール「CLUB BTG」

キリンが月額2,496円でサブスクリプションビール「CLUB BTG」

様々なサブスクリプションが始まり、飲食店系も目立つようになってきているのですが、キリンが毎日ビールが呑めるサブスクリプションサービス「CLUB BTG」を開始しました。

キリンのクラフトビールのサブスクリプションサービス「CLUB BTG」は、自社運営の「BEER TO GO by SPRING VALLEY BREWERY」で、月額2,496円で平日限定で1日1杯クラフトビールが呑めるというもの。

キリンビールのサブスクリプション「CLUB BTG」

キリンビールのよる自社運営の店舗だからということもあるのでしょうが、月額2,496円というのはお安いです。

週に5日、4週間通ったとしたら20杯。1杯あたり100円くらい。以前、生ビールの原価は1杯100円くらいと聞いたこともあるので、ほぼ原価くらいになるのでしょうか。

ちなみに「CLUB BTG」で提供されるビールはレギュラーサイズ250mlとなります。

キリンとしては利益はないですが、自社ビールであること、自社運営の店舗であること、そしてクラフトビールのプロモーションとして考えたら妥当な金額かもしれません。

それに月に20杯も呑む人だったら完全なるキリンのクラフトビールファンが誕生したとも言えますね。

「BEER TO GO by SPRING VALLEY BREWERY」はGinza Sony Park(銀座ソニーパーク)内のクラフトビール&デリスタンドで、カウンターで購入した商品を内の共有スペース楽しむスタイルの店舗だそう。このスタイルなら毎日1杯というのも立ち寄りしやすいですね。

サブスクリプションサービス「CLUB BTG」の概要

1.サービス名「CLUB BTG」

2.サービス提供開始2019年6月17日(月)11時~

3.申し込み開始日2019年6月13日(木)14時~

4.場所BEER TO GO by SPRING VALLEY BREWERY
東京都中央区銀座5-3-1 Ginza Sony Park B4(地下4階)

5.利用可能日平日のみ

6.利用料金月額2,496円(税込)

7.対象商品BEER TO GOにて販売しているクラフトビール最大17種類

8.会員申込みURL
https://www.favy.jp/shops/263262/plans/41

9.サービス概要月額制、平日限定、1日1杯(レギュラーサイズ250ml)のクラフトビールを提供

「SPRING VALLEY BREWERY」とは?

SPRING VALLEY BREWERY」というのが気になって調べてみたところ、1870年にノルウェー生まれのアメリカ人であるウイリアム・コープランドが、横浜で設立したビール醸造所「スプリングバレーブルワリー」に由来しているもののようです。

日本で最初の商業的に成功した醸造所で、2012年にキリンビールの社内ベンチャー「SPRING VALLEY BREWERY」として生まれ変わり、2015年に横浜のキリンビール工場内と代官山の東急東横線の線路跡地に醸造所併設店舗がオープン、さらには京都にも店舗があるということです。

ユニークなのはキリンビールが独自に開発したビールサーバー「タップ・マルシェ」です。これを使うことで、クラフトビールを手軽に提供することができるようになっています。

キリンが月額2,496円でサブスクリプションビール「CLUB BTG」1

「BEER TO GO」で最大17種類のクラフトビールが販売されているというのも、この「タップ・マルシェ」を使用しているのでしょう、間違いなく。

キリンが月額2,496円でサブスクリプションビール「CLUB BTG」2

ビールは3リットルの専用ペットボトルで提供されます。これはなかなか凄いですね!

キリンは「ホームタップ」も提供中

キリンは自宅で生ビールが楽しめる「ホームタップ」も提供しています。こちらもペットボトルでビールが届けられるようなので、技術としては「タップ・マルシェ」と同じようなものなのでしょうね。

「BEER TO GO by SPRING VALLEY BREWERY」の住所・予約

>>BEER TO GO by SPRING VALLEY BREWERY – 銀座/ビアバー [食べログ]

住所:東京都中央区銀座5-3-1 Ginza Sony Park B4F

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月2496円で1日1杯 ビールの「サブスクリプション」サービスの狙い – ITmedia ビジネスオンライン

島村社長も「今回のサービス導入で、売り上げは2割増を見込んでいる」と話す。来店頻度が増えることで、食事を注文したりビールをおかわりしたりする需要が生まれることを想定している。「2回目の来店を促すきっかけをつくる、強いコンテンツになる」と期待する。