“マルエフ”の愛称で飲食店に愛され続けてきた「アサヒ生ビール」の缶が9月14日に復活

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“マルエフ”と呼ばれるビールがあることを、今回、初めて知ったんですよね。現在は飲食店で樽生のみ展開している「アサヒ生ビール」がその“マルエフ”なのですが、缶(350ml・500ml)が2021年9月14日に復活するそうです。

“マルエフ”とは何か?

「アサヒ生ビール」は、1984年から1985年にかけてアサヒビールが実施した5,000人の嗜好調査において「苦くて重いビールから、のどごしのよいすっきりした味わいのビールへ」という嗜好の変化を捉えた“コクがあってキレがある。さらにまろやかなうまみのある”ビールなのだそう。

「アサヒ生ビール」は1986年に発売され、翌年の「スーパードライ」のヒットの足掛かりとなったビール‥‥ということを、当時は中学生だったので、露ほども知りませんでした。「スーパードライ」のテレビCMは記憶にあるんですけどね。

その後、生産体制を「スーパードライ」に集中するために「アサヒ生ビール」の缶は1993年に終売したそうです。しかし、樽生としては飲食店で継続販売され、今の至るのだそう。

今回、その「アサヒ生ビール」の缶商品が、およそ18年ぶりに復活するということですね。中味は発売当時そのまま、パッケージは大きく変えて発売されるということです。

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そして“マルエフ”ですが、これは商品開発の際の社内のコードネームだそうです。“幸運の不死鳥(FORTUNE PHOENIX)”を由来とする“マルエフ(F)”と名付けられ、通常は世間に知られることがないはずのものが、飲食店を中心に愛称として定着したのだとか。

“マルエフ”を知っている人には、涙ものの復活かもしれませんね。ちなみにキャラクターは新垣結衣です。これは売れる!

アルコール度数は4.5%で、缶350ml、缶500mlで展開します。期間限定で2018年5月と10月に缶商品が復活していたようですが、これも気づいてませんでした。

追記:呑みました → 缶ビールとして復活した“マルエフ”こと「アサヒ生ビール」を呑んでみた!美味しい?まずい?

「アサヒ生ビール黒生」も復活

1982年に日本初の缶の黒生ビールとして発売した「アサヒ黒生ビール」をルーツとする「アサヒ生ビール黒生」も、缶商品として2021年11月24日に復活するそうです。

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こちらは1995年から2015年まで発売された「アサヒ黒生ビール」と同様に“芳ばしい香りとまろやかなうまみ”が特長とのこと。

2012年の「アサヒスーパードライ ドライブラック」の発売を機に2015年に終売していたそうで、これもまた楽しみな復活となりますね!

プレスリリース