M1チップ搭載MacでARM版WindowsがプロセッサエミュレータQEMUを使い動作することが確認される

Macos windows arm 202011

IntelチップからApple SiliconのM1チップへの変更で、Boot Campを含めてWindows環境がMacで動作しなくなっていたのですが、QEMUエミュレータで動作させることに成功した開発者がいるようです。

MacRumorsで、Developer Successfully Virtualizes Windows for Arm on M1 Macという記事になっていました。

Using the open-source QEMU virtualizer, Graf was able to virtualize the Arm version of Windows on Apple’s M1 chip, with no emulation.

「QEMU」というプロセッサの仮想化技術を使い、M1チップ上でWindows for ARMを動作させることに成功した‥‥ということです。

報告しているツイートがこちらです。

Rosetta 2ほどは速くないものの、それに近いスピードは出ているということです。

個人的にはOfficeアプリもクラウドのものを使うようになったし、どのくらいの人にMacでWindowsを動作させるニーズがあるのかな‥‥とは思うのですが、世界的にみるとまだまだ必要とされているのでしょうかね。

シンプルに、動かないはずのものを動かす、というのはゾクゾクしますが。