Firewire で、iBook G4 環境を iMac G5 へ完全移行という記事より。
これまで、パソコン機種変更時の最大の障害となっていたのは、煩雑な設定を移行する面倒さ、だった。インターネット接続設定、アプリケーションのコピーと設定、個人作成ファイルの移行などなど。しかし、それを超えて機種変更しよう、と思い立つ事が出来たのは、アップルストアの店員さんが教えてくれた、Panther のターゲット・ディスク機能。
ターゲットディスク機能自体は外付けハードディスクからMacをブートするためによく使っていたのですが(ハードディスクだけを持ち歩く本当のポータブル)、こんな使い方があるとは知りませんでした。そんな使い方とは!
接続し、インストールのアシスタント・ソフトを立ち上げると、まず表示されるのが、古いマックのデータを、新しいマックに移行しますか、という問いかけ。移行する方向で指示通りに画面展開して行くと、前述のターゲット・ディスク機能を実行する様に促され、それを行うと、自動的に iBook G4 の設定環境やインストール済みソフトを、全て iMac G5 に移す作業が始まるのである。これはラクチン。
えー、本当ですか!? 「はい、これで iBook G4 環境の完全移行、終了。」とのことなんですが、すげー! 恥ずかしながら、こんな方法があるとは知りませんでした
いま、iBookを使っていますが、将来的にマシンを変更する際に、設定ファイル等はどうやって移行したらいいんだろう、Mac OS 9の頃は良かったな、とか思っていたんです。しかしこれは、それ以上ですね。ほとんど自動で新しいマシンに環境を移行してくれるなんて、minamiさんもおっしゃってますが「これならずっと Apple Macintosh を買い換え続ける事になるだろうな」と思ってしまいますね。
生まれて初めて、全くファイル移行、アプリ設定で悩まされる必要の無い、ラクチンでスムーズな機種変更が完了。Mac 系の移行は Windows PC と比べるともともと容易ではあったが、さらにそれが進化した事を確認。これなら、コンピュータの専門知識が無い人だって、Firewire ケーブル一本を買えば、自分で機種変更が出来るはず。
これは凄いメリットですよ。もっとAppleはアピールしても良いのでは?