Appleが「iPhone」「iPod touch」用のSDKを提供する意向であることが発表されました。
SDKは”Software Development Kit”の略です。リリース時期は2008年2月を予定しています。
Steve Jobs、iPhone のサードパーティアプリ開発を認める、と発表というエントリーで、詳細な訳が伝えられています。
ポイントは、
・オープン/セキュリティを両立させるのに時間がかかる
・デジタル署名を採用する予定
と、いったところでしょうか。
このメッセージはSteve Jobsの署名付きとなっています。
これまでかたくなにサードパーティー製のアプリケーションを拒絶してきたiPhone/iPod touchですが、これで大きくゆくえが変わります。
既に“JailBreak”してアプリケーションを楽しんでいますが、確かにこれは便利です。iPodがミュージックプレーヤーを超えた「何か」になっています。
ある意味ではPDA的な使い方といって良いと思いますが、ものすごい数の人たちがPDAを手にするなんて想像できませんね。彼らがソフトをインストールしたりアンインストールしたり。
入口はiPodというミュージックプレーヤーでしたが、Appleはそこから“世界”を変えようとしているのかもしれません。
その内、女子高生がマクドナルドでものすごい勢いでソフトウェアキーボードをタッチタイプするようになったりして。
もしかすると「iPod touch」をキッカケにして、ホットスポットが増えるかもしれませんよ。喫茶店の入口に「iPod touch対応してます」とか?
これから何が起こるんだろう。ワクワクします。
そして「祝iPhone開放、ほしいアプリリスト公開」で書かれているように、
・Bluetoothキーボードのドライバ
・ニコニコ動画プレーヤー
・Jedit
・mixi Dock
が実現したら楽しいだろうなぁ。ミニMacだ!
個人的には、
・ecto(などのブログエディタ)
が動いて、デジカメと接続して写真を吸い上げて、それを使ってブログを書けるようになったら‥‥‥いいな。
追記:「iPod touch」レポートのまとめもぜひご覧ください(その他のレポートもあります)。