Appleが「iBookstore」の提供を日本でも開始しました。講談社、角川書店、文藝春秋、学研、幻冬舎などが参加しています。
「iBookstore」には、アプリ「iBooks」よりアクセスが可能です。iPhone、iPad、iPod touchから利用可能です。
Appleのインターネットソフトウェア&サービス担当シニアバイスプレジデント、エディー・キューは次のようにコメントしています。
「日本の出版社、作家の方々による幅広い作品の数々を揃え、iBookstoreを日本で開始できることは大きな喜びです。引き込まれるような、インタラクティブな読書体験とiPad上での美しさを必ず気に入っていただけると確信しています」
電子書籍を利用している人は既に「Kindle」を使っている人も多いでしょうから、Apple公式アプリとしてどれだけ食い込むことができるか‥‥でも、公式だけに、これまで電子書籍を手にしていなかった人に広がるでしょうかね。
個人的には「iBookstore」で買うか、それとも「Kindle」で買うか悩みそうです。「iBookstore」に「Gantz」がある! と思ったら「Kindle」でも出ていたんですよねぇ。
ブロガー的には、アフィリエイトのできる「Kindle」なのかもしれませんが。なんてことを考えると、じきに「iBookstore」のアフィリエイトも登場したりして?
角川グループホールディングスの角川歴彦会長は「何よりも、iBookstoreを通じて読者の皆さまにiOSの端末だけで楽しめる、より幅広い読書体験をしていただけるのは素晴らしいことだと思っております」とコメントしています。
作家の村上龍氏は「iBookstoreに作品を提供できることを、作家として、また20年来のAppleユーザとして、嬉しく思います。iBooksのスタートにより、私にとって、また新しい表現の可能性が広がるからです」とコメントしています。
荒木飛呂彦「ジョジョの奇妙な冒険」のカラー版PART 4は「iBookstore」限定での配信だそうです。