オリジナル番組制作に200億ドル以上を投資したAppleですが、成果が限定的だったため、つまり視聴者獲得に失敗し「Apple TV+」のコスト削減しているという話題をMacRumorsが伝えています。
「Apple TV+」のコスト削減
Apple TV+ Curbs Costs After Expensive Projects Fail to Capture Viewersという記事です。
Apple is scaling back its Hollywood spending after investing over $20 billion in original programming with limited success, Bloomberg reports.
Bloombergのレポートによると「Apple TV+」はアメリカの視聴者のわずか0.2%(Netflixは8%)で、1か月の視聴数はNetflixの1日の視聴数より少ないと言われているそう。
過去5年間で、ニールセンの週間オリジナルストリーミング番組トップ10にランクインした「Apple TV+」の番組はわずか4つでした。
多額の資金を投じて賞にノミネートされるような作品を作ったものの、視聴者獲得には繋がっていないと分析されています。
こうしたことから、Appleは予算管理を強化し、慎重な支出や不振なシリーズのキャンセルの迅速化といった戦略を取ると言われており、コンテンツ投資に慎重になるようです。
とはいえ、良いコンテンツがないと視聴者獲得には繋がりませんから、絞るところは絞り、引き続き打率を上げるための支出は慎重に続けていくということなのでしょうね。