Appleが新しい「iPad Pro」のプロモーション動画として、楽器やゲーム機などをプレスして潰すプロモーション動画「Crush!」を公開して物議を醸していましたが「的外れだった」として、公式に謝罪しました。
9to5Macが、Apple apologizes for 'Crush' iPad Pro ad that sparked controversyとして伝えています。
Apple has now responded to this criticism, issuing a public apology to Ad Age saying it “missed the mark with this video.”
Appleが「Crush!」を公式に謝罪
Appleが「AdAge」というサイトで、Appleのマーケティングコミュニケーション担当副社長Tor Myhren氏が謝罪したというもの。
「創造性はAppleのDNAの中に組み込まれており、世界中のクリエイターに力を与える製品を設計することは私たちにとって非常に重要」とした上で「このビデオは的を外しており申し訳ありません」と謝罪したということです。
今後、テレビで「Crush!」が流される計画はキャンセルされました。また「AdAge」によれば「Crush!」は広告代理店ではなく、Apple社内で作成されたということです。
「Crush!」が公開された直後は日本語による批判が多く日本特有の感情のようにも言われていたのですが、その後、世界的に広がっていました。
昔からこういう動画はある、現在も流行っている‥‥にせよ、なぜAppleが作ることになったのか、個人的にはそこは今でも疑問です。社内の体制が変わり、クリエイターの気持ちを代弁する人がいなくなったのか、ノーを言い難くなっているのか‥‥。
「AdAge」は無料ですがユーザー登録が必要なサイトで、クローズドな場所ではなく、もっと広く読める場所で謝罪すべきだなのでは、という気もしないでもありません。