「Apple Watch」の血糖値トラッカーのプロジェクトリーダーにApple Silicon開発幹部が就任

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Appleが「Apple Watch」用の血糖値トラッカーを開発中ですが、不在だったプロジェクトリーダーにApple Silicon開発の幹部が就任が就任したことが明らかになりました。

AppleInsiderが、Apple Watch glucose tracker project gains Apple Silicon chiefとして伝えていました。

Apple’s vice president of platform architecture in charge of developing Apple Silicon, Tim Millet, has been assigned to head the Apple Watch glucose tracker project.

現在、Apple Watchには心拍数に皮膚温、心電図に睡眠の状況、酸素レベルなどを計測するセンサーが搭載されています。自分の健康を管理しながら伴走してくれるようなデバイスだと思っていますが、ここに血糖値のトラッカーが追加されるかもしれません。

2023年2月に「Apple Watch」搭載に向けた血糖値測定機能の開発に大きな進展かという記事を書いていますが、卓上サイズだった初期バージョンからは著しい小型化となる、iPhoneサイズの試作機を開発しようとしているということで、さらにApple Watchに入るサイズまで小さくする必要があります。

糖尿病になった友人は、小さな針のセンサーを身体に取り付けて血糖値を計測していました。Apple Watchで計測できるようになれば‥‥。

ぼくも食後に血糖値が上昇し、睡魔に襲われるのを痛感するようになりましたし、日常的に計測できれば、病気の兆候を早く把握できるようにもなると思います。

数ヶ月間専任の幹部が不在だったグルコース・モニタリング・プロジェクトに、プラットフォーム・アーキテクチャ担当バイス・プレジデントであるティム・ミレー氏が抜擢されたということで、今後の開発に期待したいところです。

レポートによると、Appleは2011年から血糖値技術を開発しているということです。レーザーと機械学習アルゴリズムを用いて、血糖値レベルを測定するという技術です。