「Apple Music」を使っている人は、少し注意が必要でしょうか? 「Apple Musicは悪夢」──長年のAppleファンが苦言という記事がありました。なんでもアルバムをライブラリに保存する際に抜けがあったり、最悪なのはiTunes Matchに保存していた4,700曲が消えてしまったりしているそうです。
Apple Musicは「これだけではまだ足りないかのように、私にダメ押しの一撃をお見舞い」し、Apple Musicの利用を中止した後、利用前にiTunes Matchに保存してあった楽曲のうち、約4700曲が消えてしまったとダーリンプル氏は嘆く。
Appleファンとして知られるジャーナリストのジム・ダーリンプル氏が、自身が編集長を務めるメディアで「Apple Music」の利用を中止したことを明かしたそうです。
ぼくも3〜4日ほど使ってみて、既に「Apple Music」の使用は中止しています。いくつか理由があります。
・邦楽が少ない
・iTunesの楽曲とApple Musicがシームレスに繋がりすぎている
・Appleのサービスがイマイチ信用できない
といったところです。
邦楽の楽曲数に関しては、今後が期待されるところですが、とりあえず「AWA」の方が聴きたいアーティストが多かったので、シンプルな理由の一つとして「Apple Music」を選ばない理由になりました。プレイスリトは良かったですけどね。
iTunesに元から入っている楽曲と「Apple Music」が「ミュージック」というアプリを通してシームレスに繋がっているのに違和感を感じました。もちろん、それが素晴らしいと感じる人もいると思いますが、ぼくは「自分で所有している曲」とそうでないものは、分かりやすい形で区別したかったのです。
こうした理由に加えて、長く感じている「Appleのサービスがイマイチ信用できない」ということも「Apple Music」を選択しなかった理由の一つになっています。MacというハードウェアとOS Xというソフトウェアは愛しているのですが、その上でAppleが独自に開発、提供しているサービスがイマイチ信用できないのです。
メールサービスも紆余曲折ありましたし、クラウドサービスも微妙でしたし、そういう理由もあってiCloudもFaceTimeもメールも、とにかくAppleのサービスは極力、利用しないようにしています。これまでの経験からサービスとしての永続性に疑問もあります。
実際、こうして「Apple Music」でトラブルが起きているという話を聞くと「やっぱり‥‥」と思いますし、資産である曲とストリーミングサービスは別にしておいて良かったな、と感じました。
いつか改善するかもしれませんが、実際に使用するのはその時を待ってからでも遅くはないのかな、と。ということで、ぼくは「AWA」を使っています。
Apple Music解約後にiTunesの楽曲データが消えてしまわないための知識と対処法 : Simple Guide to iPhone | シンプルガイドを読むと、なかなかややこしいことが分かります。これなら、やはりiTunesの楽曲とストリーミングサービスは分けておいた方がいいかな‥‥。
「Apple Music」利用を止めるには?
【Apple Music】自動更新をオフにする方法【解約】という記事を書いていますので参考にしてください。
自動更新をオフにしても「ミュージック」に「Apple Music」は表示されますので、それも消したい場合は「設定」から「ミュージック」を開き「Apple Musicを表示」をオフにしてください。