スマッシュヒットとなった、アップル社の『GarageBand』です。
わずか2週間ほど前に発売されたばかりだが、このソフトウェア向けに、プラグインとアドオンの流通システムや、楽曲を共有するためのウェブサイトが数多く生まれている。さらに、GarageBandは音楽創作への情熱をかきたてているのだ。
実際に触れて貰えばすぐに分かると思うのですが「音楽創作への情熱をかきたてている」というのは間違いないです。音楽をやっていて、かつてMacユーザだった人ならば、きっとMacに戻りたいと思うに違いありません。銀座のApple Storeに行く機会があるならば、是非試してみてください。そのままiBookをお持ち帰りしてしまうでしょう。
GarageBandは、ライブレコーディングに使用できることはもちろん、1000種類以上のリフ、ビート、電子音、ブレイクなど――「ループ」と呼ばれる音楽の断片――を内蔵していて、これらを自由な組み合せでミックスし、曲を仕上げることができる。
この“組み合わせ”の作業が、実にAppleらしくシンプルで、簡単に音楽を作っていくことができるんです。他の人が作った曲も是非聴いてみたいものです。海外だとそういうサイトがいくつも立ち上がっているようですね。
GarageBandユーザは是非チェックを!
「今の状況は、MIDI規格が登場したときのことを思い起こさせる。MIDIのおかげで、楽曲の要素の変更を即座に反映できるようになり、また、作品を簡単に紹介できるようになった」とベル氏。「GarageBandで作った曲は、1988年当時にうんざりさせられた多くのデモ曲にちょっと似ているが、それでも、わずか49ドルなのだから」
うーん、納得(笑)
「各種の音楽関係者から私が受けた印象は、多くのプロが当惑しているというものだ――音楽が突然49ドルのアプリケーションで作れるようになるものなのか、といぶかっているのだ」
さあ、かてつのミュージシャンたちよ、楽器の代わりにGarageBandを手にしよう!
で、ハマってくるともっと音源が欲しくなるものですが、アップルもちゃんと考えています。
▼「GarageBand Jam Pack」、2月13日発売
「GarageBand Jam Pack」をインストールすると、ヒップホップやエレクトロニカ系を含む2000種類以上のループのほか、グランドピアノや12弦ギターなどを含む100以上のソフトウェアインストゥルメントを「GarageBand」で利用できるようになる。また、100種類以上のプロ仕様のエフェクトプリセットやサーフ、グランジ、ヘビーブルース、アトモスフェリック系などのギターアンプ15種類も用意されている。
11,600円で、アプリケーションよりも遙かに高価なんですけどね(笑)