夏になると鬱陶しい蚊がブーンとやってきます。パチンと叩いたと思ったら手をすり抜け‥‥悔しい思いもしますが、しかし、その空振りも無駄ではないことが明らかになったようです。蚊は叩こうとした人を覚えて避ける、はじめて判明という記事がありました。
蚊に刺されそうなときに叩くと、蚊は死にそうになった体験とその人の匂いを結びつけて覚え、将来その人を避けられるようになるという研究結果が発表された。
まさか、蚊にそんな学習能力があったとは!
蚊は瞬時に危険な匂いを覚える‥‥ということのようです。論文を書いた人によると「パブロフの蚊みたいなものです」とのこと。
蚊を叩くような条件を再現して実験したところ「蚊はその後24時間以上もこの匂いを避けるようになる」ことが分かったそうです。
「屋外でバーベキューをする場合、叩こうとしたら蚊はあなたを覚えるでしょう。踊って、活発に動いて! そうすれば、蚊は誰か他の人のところに行きますよ」
そうはいっても無数にいる蚊に覚えさせるのは大変‥‥やはり簡単なのは、虫除けスプレーを使うことでしょう。でも室内なら蚊を叩いて覚えさせるのは有効かもしれませんね。
あれ‥‥でも夏に部屋の中で耳元にブーンと繰り返しやってくるあの蚊はどうなんでしょうね‥‥? 寝ぼけててうまいことパチンとできてないのかな?