ブロガーが利用できる広告サービス、Google AdSenseの競合はほとんどいないような状況ではありますが、そこにAmazonが割って入ってくることはあるのでしょうか? アマゾン、オンライン広告事業でグーグルへの攻勢強める – WSJという記事がありました。
複数の関係者の話では、アマゾンのサービスはグーグルの検索連動型広告サービス「アドワーズ(AdWords)」と似たようなものになるという。アドワーズは、年間で約500億ドルの売り上げを稼ぎ出すグーグルの広告事業の土台で、テキストリンク広告ではアマゾンはグーグルの大口顧客の1社となっている。
AmazonがAdWords的なサービスを行うのであれば、その先にAdSense的なものがあっても不思議ではありません。Amazonでは「アマゾン・スポンサーズ・リンクス」という新しい広告プラットフォームのテストを年内にも開始する可能性があるようです。
ユーザーが広告をクリックして同社のサイトで商品を購入するとサイト運営会社に少額の手数料を支払う「アフィリエイト(成果報酬型広告)」プログラムを行っている。サイト運営会社をさらに呼び込み、その収入拡大を後押しするために、ユーザーが広告を見るだけで報酬を得られる方法を模索している。
これがAdSenseのようなサービスになるのでしょうか。AdSenseにも、盛んにAmazonの商品の広告が出てきますので、AmazonからすればGoogleへのマージンを支払わなくて良くなる、ということでもありますが。
Google AdSenseも良いサービスですが、競合があった方が良いのでは、とは確かに感じます。