最近、話題になったドロップシッピングの本と言われる日本人が知らなかったネットで稼ぐ新手法 ドロップシッピングを読み終わりました。ネタフルでも「ドロップシッピング」とは?として取り上げています。
読んで感じたのはドロップシッピングの本というよりは、帯にある「アメリカ式ネット副業」の本だな、ということです。
▼日本人が知らなかったネットで稼ぐ新手法 ドロップシッピング
というのも、実際にドロップシッピングについて書かれているのは35ページ程度で、全体で200ページ強のボリュームからすると割合がかなり少ないのです。
紹介されているのもcafepressで、確かにcafepressもドロップシッピングですが、そもそもドロップシッピングとはなんぞやみたいなところを期待していたので、個人的にはちょっと期待はずれになってしまいました。もう少しアメリカのドロップシッピング最新事情みたいなのを期待していました。
ただし、日本から海外に向けたビジネスをやりたいと思っている人にはヒントになるアイデアが書かれていると思います。
ebayを使ったアイデアであるとか、着物を海外向けに販売しているとか、確かにマーケットは日本国内より大きい可能性はあるので、そういった点に着目している人にはお勧めです。基本的な情報だと思いますが、これからの人には参考になると思います。ぼくも参考になりました。海外向けのブログとか面白いな、と思いました。
ちなみにcafepressですが、自分で画像をアップロードするとそれをTシャツや帽子として販売できるサービスなのです。英語なのでハードルはありますが、日本向けにも販売することができるので、実はぼくも4年前からお店を持っていました。
noredsnolifeがそれです。
数年前に2ちゃんねるのレッズスレで「NO REDS, NO LIFE」というロゴのTシャツが欲しいという話が盛り上がったので、cafepressを使ってサクッと作ってみたものです。実際に購入している人もけっこういたみたいです。
というような感じで、コストゼロなので世界中をマーケットにしなくとも、自分の身の回りに向けたノベルティ作成にも使えてしまうのでした。
ということで、cafepress日本語版がオープンする気配がないので、日本語マニュアル本とか作ったら売れるかもしれませんね。
ちなみにcafepress.co.jpにアクセスしたらClubTにリダイレクトされましたが、日本語で利用できるドロップシッピングとしてはClubTもあります。