ジンギスカンブームの先駆者、成功の秘訣とブームの今後を語るというインタビュー記事。
専門店の新規出店が相次ぐ空前のジンギスカンブーム。その火付け役の一つ、東京・中目黒の専門店「くろひつじ」。2004年7月オープン以来、学生から社会人まで幅広い層の心をつかみ人気店となっている。
くろひつじ社長石谷和久氏へのインタビューです。
石谷氏は北海道で中古車販売を手がけてきて、友人との会話がきっかけでジンギスカンを東京で始めることになったそうです。
札幌ラーメンはポピュラーになったけれど、ジンギスカンは郷土料理のまま。BSEや鳥インフルエンザ、豚コレラで安心して食べられるのは羊、そして肪を燃焼させると言われるカルニチンを豊富に含んでいたりと、いいこずくめ。
「私も東京に10年間住んでいましたから、無いことには無いなりの理由があると思っていました」ということなんですが、どうも東京ではジンギスカンはニオイがキツイとか思われていたんではないでしょうか? さらに、牛肉も美味しいから、あえて羊肉を食べる理由もなかったのではないかと思います。
その後の人気ぶりはみなさんご存知の通りだと思いますが、実はジンギスカンはちゃんと美味しいものを食べると、ニオイもないし柔らかくて美味しいんですよね。だから、近所にもジンギスカンのお店ができて欲しいのですが、残念ながらまだできません。