Apple、WebObjectsをフリーアプリケーションとしてリリースするそうです。
Appleが開発者向けに無償提供しているMac OS X 10.4「Tiger」開発ツールにWebObjectsを追加すると決定、開発者の間で話題になっている。
WebObjectsはウェブアプリケーションの開発などを行うためのソフトで、2000年5月までは5万ドルで販売されていました。それが2002年6月にMac OS X Serverの一部としてリリースされるようになり、今回Mac OS X Tigerの開発ツールに追加されることになったそうです。
「さらに配布を拡大するのは重要な動きと受け止められている」ということで、WebObjectsが無償で使えるようになればMac OS Xの利用者も拡大しそうです。来年にはIntelベースになる訳ですし、ウェブがプラットフォームになる「Web 2.0」という潮流がある訳ですから、Appleがウェブに力を入れてきてもおかしくありません。
WebObjectsはJavaベースのアプリケーションサーバ/ビルダーで、Webパブリッシングと社内アプリケーション開発に使われる。電子商取引アプリケーションに使われることも多く、Mac以外のプラットフォームで実行できる純粋なJavaアプリケーションも構築できる。