音楽配信の利用状況、iTMSが2位

有料音楽配信サービスがP2Pの人気に肩を並べる~米NPD調査という記事より。

米国の調査会社NPD Groupは7日(米国時間)、「iTunes Music Store」など有料音楽配信サービスの人気が無料P2Pファイル交換ソフトに肩を並べつつあるという調査レポートを発表した。

アメリカで3月に実施された音楽配信利用状況に関する調査によると、

1位 WinMX 210万世帯
2位 iTunes 170万世帯
2位 LimeWire 170万世帯

という結果になったそうです。有料サービスの「Napster」が7位、「Real Networks」が9位にランクインしています。ちゃんと使いやすいものを提供すれば、有料の音楽配信サービスは利用される、ということが実証された調査結果です。

日本ではまだ音楽配信サービスは本格的に普及していないので、夏には始まると噂される日本語版iTunes Music Storeがどのような結果を生むか非常に楽しみです。また、iTMSが日本で開始される後押しにもなってくれると嬉しいデータですね。

iTMSで買いますよ、ぼくは買う気満々ですから。

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『WinMX』に次ぎ、『iTunes』が2位

NPD社は、「音楽業界は、有料ダウンロードストアがP2Pと競争できるのかという疑問があったが、iTunesと他の2つの有料サービスは、違法ファイル交換に代わる魅力的で経済的な選択肢になったようだ」と分析している。

iTunes、米国でP2Pしのぐ人気確立

3月中に有料音楽ダウンロードストアを利用した世帯は全体の4%で、年齢層は30代以上が多数を占めていた。

「iTunes Music StoreはPtoPネットワークに取って代わる存在に」――米調査

iTMSは、NPDが発表したデジタル音楽サービスのトップ10リストの中で、KazaaやiMeshなどのファイル共有企業より上位につけている。/blockquote>