Apple、Intelプロセッサ採用を正式発表しました!!
「次の10年はIntel技術に託す」とスティーブ・ジョブズ氏は宣言した。
「次の10年はIntel技術に託す」か。うまいな、Jobs。ここまでの10年はIBM。そしてこの先10年はIntel。「Intelに変更することにしました」ではなく「次の10年はIntel技術に託す」とは、素敵な言い回しです。
Appleはここ数日伝えられていた通り、WWDCの基調講演でPowerPCからIntelに切り替えることを発表しました。移行は2006年からスタートし、2007年末までにすべての製品がIntelベースに移行するそうです。
Jobs氏は次のようにコメントしたそうです。
「われわれの目標は、世界最高のパーソナルコンピュータを顧客に提供するというもので、将来を展望すると、Intelが最強のプロセッサロードマップを持っていることが分かった。PowerPCへの移行から10年が経過した。Intelの技術の助けを得て、次の10年間、最高のパーソナルコンピュータを作っていくことができると考えている」
買い控えのリスクもありますが、iPodも含めて好調の内に、体力のある内にやってしまおう、ということなのでしょう。
開発移行キット「Developer Transition Kit」はADC(Apple Developer Connection)のSelectおよびPremiere会員向けに999ドルで提供が開始されたそうです。
もうIntelへの移行は決まった訳です。ソフトウェアメーカーも来年に向けてソフトの改良を行うしかありません。間違いなく来年には性能が上がり、なおかつ価格も下がったモデルが登場するでしょうから、買い控えた人たちが一気に購入する可能性も大きいでしょう。今年は一時的に売り上げが落ちるかもしれませんが、来年には大きく復活するはずです。
ユーザが増える部分には大きな変更はないと思うのですが、ワクワクするニュースです。
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シリコンバレーのベテランで元Apple幹部のマイク・ホーマー氏は、Intelに移行するというAppleの決定は、主にノートコンピュータの重要性が高まったことによるものだと考えている。
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われわれは常にAppleと話し合ってきました。Appleのデザインに採用してもらうこと。これを20年もの間、切望してきたのです。Intelは決してAppleをあきらめません。