アップル、カナダのソフトウェアベンダーを買収という記事より。
Appleは、CNET News.comに宛てた声明文の中で、「AppleはSchemaSoftの資産を買収した。SchemaSoftは、デジタル情報を扱った作業を容易にするソフトウェアコンポーネントの開発ベンダーだ」と述べた。Appleは、SchemaSoftの技術を今後の製品のなかで利用していく計画だと述べたが、その詳細については明らかにされていない。
SchemaSoftが開発するツールは「Quark、Adobe SystemsのPDF(Portable Document Format)、Microsoft Officeをはじめとする様々なフォーマットの文書からデータを抽出する機能を備える」そうです。また「抽出した情報をこれらのデータフォーマットや、HTML、XMLに変換することも可能」とのこと。
オフィス製品群「iWork」で既にこのような機能を提供するAppleにとって、SchemaSoftのツールはさらなるメリットをもたらすと思われる。Microsoft Officeの対抗製品であるiWorkには、MicrosoftのPowerPointと互換性のあるプレゼンテーションソフトのKeynoteや、ワードプロセッサソフトのPagesなどが含まれている。
Appleの「iWork」強化、といったあたりが狙いということですね。