PFUの音響識別AI技術を活用して、祭りの「歓びの声」だけを聞かせたAI日本酒「継音」プロジェクトが、2020年7月30日よりMakuakeでクラウドファンディングを開始しています。既にプロジェクトは目標金額を集めています。
AI日本酒「継音」がクラファンに
疫病払い「あばれ祭」の歓声で醸したAI日本酒「継音」をオンライン飲みで楽しもう!としてスタートしているプロジェクトは、PFU、リカー・イノベーション、数馬酒造がコラボしたプロジェクトです。
石川県で創業したPFUが、350年前から毎年7月に開催されてきた石川県の伝統的な「あばれ祭」が今年度は中止になったこと受け、何かできないかという想いから今回のプロジェクトへと繋がったそうです。
このプロジェクトでは、日本酒「継音」でオンライン飲み会を楽しむための提案がされています。
音で想いをつなぐ日本酒「継音(つぐね)」
数馬酒造が、疫病払いの神事「あばれ祭」の中でも「歓びの声」だけをPFUの音響識別AI技術で抽出することで聞かせ「疫病払い、皆の幸せを願う」という想いを、日本酒に宿して醸造した日本酒です。
オンライン飲み会で一体感を醸成するアプリ「emopair(エモペア)」
PFUの音響識別AI技術により、オンライン飲み会での盛り上がりや喜びの度合いを計測し、KURANDのラインナップからその状態に合った日本酒をレコメンドするオンライン飲み会専用アプリです。
音響識別AI技術について
PFUの音響識別AI技術は、さまざまな音が混ざりあった音のデータから、いつ、どの種類の音がしたかを見つけ出します。
工場設備の異音検知やお年寄り向けに家庭内の生活音の識別など、様々なシーンで役立つ技術だそうです。
PFUの技術の特徴は、資源(メモリやCPU)の少ないエッジ環境でも利用できる点です。
さらに、この音響識別AI技術を応用して、人の会話から感情を数値化する技術を確立したことで、それが「継音」の醸造に活かされています。
出資は3,000円から
クラウドファンディングでは「継音(720ml)」が1本で3,000円から出資可能です。5,700円で2本です。
▶Makuake|疫病払い「あばれ祭」の歓声で醸したAI日本酒「継音」をオンライン飲みで楽しもう!