三菱自動車が稼働率の落ちている岐阜にある子会社のパジェロ製造を閉鎖することで「パジェロ」は2021年にも生産を終える見込みとのことです。「パジェロ」から完全撤退となります。
新型コロナ:三菱自動車、岐阜工場閉鎖へ 「パジェロ」生産終了という記事になっています。
三菱自動車は子会社のパジェロ製造(岐阜県坂祝町)の乗用車工場を3年以内をめどに閉鎖する。多目的スポーツ車(SUV)「パジェロ」などを生産してきたが、販売低迷で稼働率が落ち込んでいた。
日本国内では2019年に「パジェロ」の販売は終了しており、輸出向けに作られていたのですが、販売低迷していたとあっては致し方ありません。
パジェロ製造ではミニバン「デリカD:5」とSUV「アウトランダー」も製造しているということですが、別の工場に移管するということです。
三菱自動車の国内工場の閉鎖は、2001年の名古屋市の大江工場以来、約20年ぶりとなります。
三菱から「パジェロ」ブランドがなくなるのは寂しいことですが、時代にそぐわなくなってしまったということなのでしょうね。
一方で2020年3月には三菱 パジェロ がPHEVで復活へ…デザインは「コンセプトGC」継承かというニュースもありました。まだ新型コロナの影響が今ほどではない時期の話しですが。
「パジェロミニ」は2012年に生産終了していました。