7月2日2時半頃に、関東上空で「火球」が目撃されました。爆音が聞こえたなどのツイートも多数ありましたが、上空を「火球」が通過したようです。
「火球」か、関東上空で目撃相次ぐ 爆発音もという記事になっていました。
2日午前2時半ごろ、関東地方の上空で、流れ星の中でも特に明るい「火球」とみられる光の目撃が相次いだ。
平塚市博物館の学芸員、藤井大地さんが自宅に設置したカメラには、北方の上空を西から東に流れる「火球」が映ったということです。
関東・東海上空に火球 2日未明、目撃相次ぐ 「爆発音聞こえた」によると、東京工業大が山梨県北杜市に設置する「MITSuME明野望遠鏡」のカメラにも、南東方向に向かって細く延びる光の跡が映っていたそうです。
火球 – Wikipediaによれば「一般に-3等級ないしは-4等級よりも明るい流星」のことだそうです。
大気中で蒸発したものも、隕石となって地表に落下したものも、一定以上の明るさで光れば、どちらも火球と呼ばれる。
地上に落下していれば隕石、と。
火球破片、関東に落下の可能性 50cm級?軌道解析へによれば明るさの解析から直径50センチほどの隕石だった可能性があるということで、アマチュア天文家でつくる日本流星研究会が軌道の解析をしているということです。
この明るさと、地球に近づく1メートル以上の天体を監視している米ハワイなどの観測網に引っかかっていないことを合わせると、大きさは50センチ前後だったとみられるという。
50cmクラスだと1日に1個のペースで大気圏に突入しいるそうですが、これだけ人口の多いところで見られることが珍しいのだそうです。
星空アーティストのKAGAYA氏が、Twitterで「火球」の動画を公開しています。
先ほど、2020年7月2日、02:32、東京上空に非常に大きな火球(おそらく明るい流星)が西から東へ流れました。数分後に室内でも聞こえる轟音が聞こえましたが関係があるかもしれません。映像は実際のスピードで再生されます。ベランダからの撮影です。 pic.twitter.com/eCYqr8uUfV
— KAGAYA (@KAGAYA_11949) July 1, 2020
目の前で見たら「地球が終わる!!!」って思うかもしれませんね。
「音は衝撃波によるものと考えられるが、実際に音が観測されるのはかなり珍しい」のだそうです。