2019年11月9日のGoogleロゴは「ベルリンの壁崩壊」をモチーフにしたものとなっています。1961年8月13日に着工しドイツを東西に隔てていた「ベルリンの壁」は、28年を経て撤去されました。
「ベルリンの壁崩壊」とは?
国として西ドイツ、東ドイツが存在し「ベルリンの壁」で分断されていたのが、1989年11月9日に崩壊、1989年11月10日より撤去作業が始まりました。これが「ベルリンの壁崩壊」です。
ベルリンの壁崩壊 – Wikipediaによると、次のように説明されています。東ドイツ市民の大量出国にされされていたド東ドイツ政府の対応から起こりました。
東ドイツ政府が、その対応策として旅行及び国外移住の大幅な規制緩和の政令を「事実上の旅行自由化」と受け取れる表現で発表したことで、その日の夜にベルリンの壁にベルリン市民が殺到し混乱の中で国境検問所が開放され、翌日1989年11月10日にベルリンの壁の撤去作業が始まった出来事
この事件を皮切りに東欧諸国では続々と共産党政府が倒されることとなりました。東西冷戦の象徴でした。
ベルリンの壁崩壊から30年が経過したものの「今でも東ドイツだった地域の1人当たりの経済生産は西側の4分の3、賃金も85%」にとどまっており、旧東ドイツ地域では57%の人が「2級市民」という意識を抱いているということです。こうした不満を吸い上げる形で、右派政党が躍進しています。
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つくづく思う、欧州もEUも、左派思想を理解しないと理解できないと。この地は、平等を求めて王政を倒したフランス革命から、革命が欧州大陸中に広がり、そこから共産主義革命という一つの枝が生まれた。今は更に新しい枝として、環境政党が生まれている地域なのだ。