旅で便利な5ポートのドックがあるので試してみませんかとご連絡をいただき、ちょうどカナダ取材のタイミングでもあったので「OWC Travel Dock Gen 2」を1週間の旅のお供に連れていきました。
「OWC Travel Dock Gen 2」はUSB、HDMI、SDカードリーダーなど5ポートを持つドックです。
※モニターとして「OWC Travel Dock Gen 2」を使用しました。
そこにあると安心の5ポート
「OWC Travel Dock Gen 2」はUSB-C接続の5ポートポータブルドックです。USB-Cケーブルから電源を取ることができるので、まさにUSB-Cポートが一つしかない、ぼくのようなMacBookユーザーにはうってつけです。
それにしても「Dock」というキーワードには、PowerBook Duoの頃から魂を震わされる何かがありますよね。本体を持ち歩き、自宅などでドックに接続する‥‥コアファイターがガンダムの胸部に収まるような、そんな合体ガジェット好きにはたまらない響きがあるのです!
さて「OWC Travel Dock Gen 2」ですが、次のようなポート類を持っております。
まずは電源を取るためのUSB-Cポートです。ここにMacBookに付属しているUSBケーブルなどを挿せばOKです。最大100Wの電力に対応し接続デバイスへの充電が可能です。
SDカードリーダー、USB 3.1 Gen 1。
HDMI、USB 3.1 Gen 1。ディスプレイは30Hzで4096 x 2160をサポートします。
これで合計5つのポート類となります。
ケーブル内蔵が便利
そして「OWC Travel Dock Gen 2」が特徴的なのは、本体下部に収納可能なUSB-Cケーブルです。
USBハブ的なものは色々と試してきたのですが、ほとんどの製品はケーブルがブラブラしてしまうんですよね。意外に気になるものなんです、収納する時に。
「OWC Travel Dock Gen 2」はトラベルを謳っているだけに、しっかりと持ち運びのしやすさも考えられています。本体下部にカチッとケーブルを収納できる! これが予想以上に良い!
本体サイズは8cm x 8cm x 2.3 cm、重量は120gとなります。ジーンズなどのポケットにも余裕で入るサイズです。
本体から出ているUSB-Cケーブルの長さは約14cmです。
実際の使用感はどうか?
今回はホテルを4回くらい移動しました。その度に、デスクで作業するためにMacBookを設置していたわけですが、必ず並べて「OWC Travel Dock Gen 2」も設置しました。
USBハブ的な製品として考えると、やや大きめで、少し重量もあるな‥‥と思って使い始めたのですが、実はこのサイズ感が絶妙でして。
軽すぎるとケーブルの張りなどでグラグラ、フラフラしてしまうのですが、この重量感、ちょうど良いのです。重さがいい。動かない! 安定している!
MacBook横でフラフラされると非常に気になるのですが、安定して収まっていると全く気になりません。特に、MacBook用のスタンドを装着して電源の口がやや高いところにあるので、この安定感はありがたかったです。
USBがあるので、同時にiPhoneの充電も可能です。とりあえず手元で分岐できるのは便利ですよね、やはり。
写真撮影は主にiPhoneが多いのですが、今回はデジカメも併用しておりました。自分も良くないのですが、うっかりiOSアップデートしたらデジカメからiPhoneに写真転送できない事態に!
そこで「OWC Travel Dock Gen 2」のSDカードリーダーが大活躍しました‥‥本当にありがたかった‥‥バックアップ機材としても活躍してくれました。
とりあえず「OWC Travel Dock Gen 2」が一つあれば、MacBook本体、iPhone、さらにもう一つのUSB機器(最近だとデジカメとか)の充電が可能です。充電関係をあれこれ考えるのであれば、一つ持っておきたい機材です。USB-CなのでiPad Proも充電できますよ。
「あると良かった」が「OWC Travel Dock Gen 2」にはありました!
Amazonでの価格は8,800円です。