モバイルバッテリー市場が9月に大きく拡大した要因とは?という記事があり、興味深く読みました。記事によると2018年6月と9月に、モバイルバッテリー需要が伸びたそうです。いったい2018年6月と9月に何があったのでしょうか?
2018年9月、モバイルバッテリーの需要が大きな躍進をみせた。前回、モバイルバッテリー市場が拡大したのは16年7月で、この時は、モバイル端末の位置情報を利用した「ポケモンGO」のサービス開始が大きな要因だった。今回は別の要因であることが、家電量販店・ネットショップの実売データを集計するBCNランキングから明らかになった。
そういえば「ポケモンGO」のリリースと共にモバイルバッテリー需要が伸びたということがありましたねぇ。このときにかなり多くの人がモバイルバッテリーという存在に触れた、手にしたのではないかと思います。
しかし再び、2018年9月にモバイルバッテリーの需要が大きく伸びました。結論からいうと、これは災害が理由でした。
・大阪府北部を中心に最大震度6弱の地震(6月)
・関西方面で猛威を振るった台風21号の影響による停電(9月)
・最大震度7を記録した北海道胆振東部地震(9月)
これらの要因がモバイルバッテリー需要の急増に影響していたようです。
いずれも長時間に渡ってスマートフォンのバッテリーが充電できなくなったケースです。バッテリーが切れると連絡が困難になるだけでなく、情報収集も難しくなります。
ぼくは普段から2〜3個のモバイルバッテリーを利用しているのですが、たまに充電を怠っている時もあります。空になっていればモバイルバッテリーも役に立ちませんから、持っているだけでなく、常日頃から忘れることなく充電する習慣にしておこうと改めて感じました。
このくらいの容量のモバイルバッテリーがあると、家族4人くらいでも災害時に安心です。
ただし、飛行機に乗るような旅の場合は制限がありますので、機内持ち込みを考えると100Wh以下(27,027mAh以下)におさえておくのが良いでしょう。
ぼくは普段から2個のモバイルバッテリーを組み合わせて使用しています。
両方で約17,000mAhですが、これだけあればガンガンiPhoneを使うような取材でも足りなくなることはないですし、2つあることで、1つをホテルで充電しつつ、もう1つを持ち歩くといったことも可能になります。
次はPower Delivery 3.0対応のこちらのモバイルバッテリーを投入しようと考えています。
あとはモバイルバッテリーは消耗品であるということ、そして粗悪品や取り扱いによっては危険な場合があるということは覚えておくと良いでしょう。尻もちでズボンのスマホ発火、バッテリーが破損という記事にもなっています。