ソーシャルメディアが発達し、様々な人の一挙手一投足に注目が集まり、少し息苦しい社会になってきたなと感じることがあります。仲間内だけだったら問題にならないようなことでも、ツイートして主語が大きくなると大問題になるようなこともあります。
特にソーシャルメディアはネガティブなことが拡散しやすく、それが世界の大勢と勘違いしてしまうようなことも起こります。良いことはたくさんあるはずなのに。良いことをしている人もたくさんいるはずなのに。
ポジティブな話題は、わざわざ語られることは少ないように思います。だからこそ、ネガティブな話題が目に付きやすいのですが。
きっとネガティブな話は世界のほんの一部なんだけどな‥‥と思いつつ閉塞感を感じている人は、クレーマーではなくサンカー(Thanker)になるのはどうでしょうか?
Twitterでこんなツイートが話題です。
妻は買い物先などで嬉しい接客や丁寧な対応をされたら、後で店や本社に『店員の○○さんにありがとう』とメールを送ったり、時には電話を入れるのが細やかな趣味です。妻は「私はクレーマーよりもサンカー(Thanker)になりたいのだw」と爽やかにドヤ顔するけど、この考え方はもっと世に広がるといいな。 pic.twitter.com/IjJyUqTnWp
— 【鯨武 長之介】レバガチャアーカイブ(原作) (@chou_nosuke) 2018年7月15日
クレームを入れることはついついしがちで、それがサービス改善に繫がることもあるのですが、良いことをしている人が褒められる機会が少ない‥‥それが仕事として当たり前であったとしても「ありがとう」と感謝の声が届くことは本人にも嬉しいはず。むしろ、そういうところを伸ばしていく社会であって欲しい!
ちなみに「サンカー(Thanker)」というのは造語だそうです。
妻に「サンカーって有名な言葉なの???」と聞いたら「適当だよ。感謝(Thank)に○○する人(er)を付け加えただけ。だからサンカー。私は昔、テニスをする人の事をテニッサーって言ってたから」って、気まぐれで発祥になってんじゃないよwww
— 【鯨武 長之介】レバガチャアーカイブ(原作) (@chou_nosuke) 2018年7月16日
でもこうして「感謝を伝える人=サンカー」として可視化されることで、それを伝えていこう、やってみようという人が増えるのではないかと思います。
ぼくも「サンカー(Thanker)」を心かげていこうと思います。そうした良い話が拡散していくのも、またソーシャルメディアの良さでもありますしね。