えっ。「切手」って略語だったの!?
という感じで、今では略されているのが自然になっている言葉のランキングです。他にも「教科書」や「ペペロンチーノ」なども。ここまでくると略語だと意識することが無意味というか、略されている言葉が一般名詞となってしまっていますね。ということで、実は「略語」だった驚きの言葉ランキングです。
略語を作る傾向が強い日本語。歴史的に見ても非常に多くの言葉について略称が作られており、諸外国から見れば古くからの文化とも言えるでしょう。
そして現在我々が日常的に使用している言葉の中には、過去に略語化され現在は普通の単語のような振る舞いをしているものがある事をご存知でしょうか?
トップ5はこんなランキングです。
1位 切手(切符手形)
2位 ペペロンチーノ(アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノ)
3位 教科書(教科用図書)
4位 経済(経世済民)
4位 ソフトクリーム(soft serve ice cream)
外国語由来のものは略語ともまたちょっと違うんではないかなと思ったりもしますが、元の言い方を知ることができるのは、なかなか面白いものです。
なお、エコノミーの「経済」と、経世済民の「経済」ではちょっと意味が違うようです。経世済民 – Wikipediaに解説があります。
略して「經濟」(けいざい / 経済)とも言うが、主として英語の「Economy」の訳語として使われている今日の「経済」とは異なり、本来はより広く政治・統治・行政全般を指示する語であった。
幕末期に「経済」の語は新たに”economy”の訳語として用いられるようになったのだとか。
7位の「軍手」は「軍用手袋」の略でした。10位の「OK」は「oll korrect」の略。「all correct」の表記揺れとのことですが、これは知ってないと分かりませんね。
OK (表現) – Wikipediaによると、OKが最初に現れたのは1839年のボストンの新聞だそうです。