Facebookの友人たちの間で、Amazonプライムビデオで視聴できる「正解するカド」という番組が話題になっていました。実は最初はアニメとも知らずに、面白いモノを見つけてくる人たちが話題にしているから見てみるか、なくらいの気持ちで見始めたところ、これがハードコアなSFでなかかな面白いではありませんか。だがしかし‥‥ということで、軽くネタバレがありますので、これから見る人はここまでにしておいてください。
公式サイトのエピソードです。
真道幸路朗(しんどう・こうじろう)は、外務省に勤務する凄腕の交渉官。羽田空港で真道が乗った旅客機が離陸準備に入った時、空から謎の巨大立方体が現れる。”それ”は急速に巨大化し、252人の乗った旅客機を飲み込んでしまう。巨大立方体の名は「カド」。カドより姿を現した、謎の存在・ヤハクィザシュニナは人類との接触を試みようとする。カドに取り込まれた真道は、ヤハクィザシュニナと人類の間の仲介役を引き受けることになる。一方、日本政府も国際交渉官の徭沙羅花(つかい・さらか)を代表として現場へ送り込む。ヤハクィザシュニナとは何者か。そして彼の狙いは何か。
けっこう物語は淡々と進んでいくです。ドカーンとかバチャーンとか、そういうのはありません。地球人の交渉官・真道幸路朗と、異方存在であるヤハクィザシュニナとの交渉が中心で(実際には真道はヤハクィザシュニナの代理人となる)、これはなんなのだろうと分析する天才理論物理学者・品輪彼方がちょっと異色な存在なくらいで、本当に淡々と進んでいくんです‥‥が!
日本代表の交渉官となった徭沙羅花が、第9話「ナノミスハイン」で変貌を遂げ、いきなりラノベ的な展開になります。ぼくは「ここでそうくるか!」と感心したのですが、それまでのハードコアなSFの話の展開に期待していた人は、けっこうここでガッカリしたという話も多く目にしました(Amazonカスタマーレビューもがっかり系が多い)。
カドとは何なのか、そもそも異方存在とは、そしてこの宇宙はなんなのか‥‥というような話も徐々に紐解かれていきます。
Amazonプライムの利用者であれば、Amazonプライムビデオで無料視聴可能です。Amazonプライムは無料お試し期間があるので、その間に視聴することも可能です。
さらに詳しいエピソードを知りたい方は『正解するカド』が描く究極のコンタクト|『正解するカド』エピソード・ガイドからどうぞ。
コミックも出ています。
Blu-ray・DVDボックスも発売予定です。
フィギュアも!