藤井聡太四段(14)23連勝で羽生善治三冠の連勝記録を抜く

2017 06 08 1214

藤井聡太四段(14)のデビューからの公式戦連勝記録が、ついに23連勝まで伸びました。史上最年少でプロになった上に、この大記録。いったいどこまで勝ち続けるのか、誰に負けるのでしょうか、そしてどこまで連勝記録はき伸びるのでしょうか!?

藤井 羽生超え23連勝、1日3局全勝「ここまで来たのは驚き」という記事になっていましたが、1日に3局で3勝だったんですね。凄い精神力です。

羽生は、この日の3局が28連勝への鍵だとし「そこを勝ち進めば前人未到の数字も現実味を帯びる」と話していた。真価が問われる3連戦で、自らのミスにも辛抱し、どんな条件でも勝てる強さを証明。

圧倒的に強いかというと、決してそうでもないようです。「2局目は藤井さんの流れだったがミスし、阪口さんにチャンスが多かった」という評もあり、しかしそこから立て直し、最後は阪口悟五段の致命的なミスで薄氷の勝利だったとのこと。

羽生善治三冠らの持っていた22連勝の記録を抜き、藤井聡太四段は歴代単独3位に浮上しました。1位は神谷広志八段が1987年の5段時代に記録した28連勝です。

四段、五段くらいの頃が相手のこともあり記録を作りやすいのでしょうか。歴代ベスト記録・ランキングによると、2位の丸山忠久九段は24歳で五段、4位の羽生善治三冠は22歳で七段、同じく4位の塚田泰明九段は22歳で六段でした。いずれも若い頃という共通点はありますね。

14歳の藤井聡太四段、記録更新はなるでしょうか?