はじめて「だるまの天ぷら定食」を訪れたのは約20年前でした。説明すると長くなるので詳細は割愛しますが、博多に遊びに行った際に地元の友人に案内してもらったのが最初です。二日酔いのフラフラした頭で訪れた「だるまの天ぷら定食」で揚げたての天ぷらを食べて、ガツーンと衝撃を受けました。
揚げたての天ぷらが次々に出て来るスタイル。それでいて価格は良心的。テーブルの塩辛は食べ放題。天ぷらといえば高級品だと思っていたので、天ぷらを食べるのにこんなスタイルがあるのかと驚いたことをよく覚えています。
今回はオジ旅で博多を訪れたのですが、福岡空港に着陸し、真っ先に向かったのが博多駅から電車で一駅の吉塚駅から徒歩10分ほどにある「だるまの天ぷら定食」です。県庁があるくらいで、まず観光客は行かないところなのですが、それだけ食べたかったのです。
20年ぶりの「だるまの天ぷら定食」とその外観
20年ぶりなので記憶も曖昧なのですが、多分、当時と変わらない佇まいだと思います。
店の混雑具合はランプで分かります。クルマで通りがかった人は、これで立ち寄るかどうか判断できるのです。今回は12時前だったので、店の外まで行列ができているというようなことはありませんでした。
「だるまの天ぷら定食」のメニュー
店頭のメニューです。
ご飯と味噌汁のつく定食メニューは、極定食 1,100円、伝統の魚定食 900円、だるまエビ定食 920円、えび盛定食 950円、ミックス定食 880円、肉定食 880円、ヘルシー定食 750円、お子様定食 770円となっています。いずれも魚や肉、エビなどメインの天ぷらに加え、野菜の天ぷらが3種類ついてきます。
この値段で美味しい天ぷら定食が食べられるのですから、本当に感謝感激なのです。博多は素晴らしい街ですよ。もっと天ぷらを食べたい場合は、席で現金で追加注文することもできます。
単品メニューも100円からあるので、ついつい食べすぎてしまいました。サバやアジ、イワシというのは、魚が好きな人にはそそられる天ぷらのメニューではないでしょうか。
詳細な単品メニューです。
入口脇で食券を購入して待ちます。
「だるまの天ぷら定食」ミックス定食が美味い! カリフラワーも! サバも!
同じく博多の天ぷらというと「天ぷらひらお」も有名と聞きますが、行ったことがないので味の比較はできません。ただ「天ぷらひらお」はカウンター席のみで、テーブル席があるのは「だるまの天ぷら定食」と聞いたので、グループで行くならこちらですね。
着席すると、目の前に大根おろしのたっぷり入った天つゆと、天ぷらを置くためのプラスチック製の皿が置かれます。店員さんが、揚げたての天ぷらをタイミング良く置いていってくれます。
テーブルに置かれた塩辛、高菜、つけものは食べ放題です。この塩辛がご飯に合うんだ!
では、ミックス定食で食べた天ぷらたちです!
キス。夢でキスキスキス。
ナス。
こんなにカラッとサクサクして美味いナスの天ぷらは初めてですよ!
レンコン、ピーマン、ホタテ。ベチャッとせず、カラリと揚がった天ぷらを、とゅっと大根おろしたっぷりの天つゆにつけて頂く美味さったら。美味さったら!
エビもやってきました。
塩辛と前半の天ぷらでご飯を食べ尽くしてしまったので、中ライスを100円でお代りしました。ちなみに大ライスでも小ライスでも100円です。ただ、この後も食べたり呑んだりする予定があったので、中ライスにしました。
メニューで気になった天ぷらも追加注文しました。
カリフラワー。カリフラワーが天ぷらになるなんて、ね。生で食べるとしっとりしているカリフラワーですが、揚げられてサクサクの食感になっていて美味しいです。かなり驚き。
そして絶対に食べるべきと思ったのが、サバです。「博多はやっぱり青魚」と言っていたのが印象的だったのですが、おむすびにしても、刺身でも、そしてこうして天ぷらにしてもサバが美味いのです!! 旨味の詰まったサバがからりと揚がっており、これはさらにライスお代わり級の美味さだったのですが、これ以上は自重しました。
20年ぶりに「だるまの天ぷら定食」で天ぷらを食べましたが、変わらぬ美味さでした。東京にもこういうスタイルの天ぷら屋さんが進出したらいいのにと思うのですが、家賃のことを考えるとなかなか難しいのでしょうか。東京じゃなくてもいいです。浦和でもいいです。
は〜〜〜、また「だるまの天ぷら定食」を食べに博多に飛びたいくらい!
ごちそうさま!!!!!!
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「だるまの天ぷら定食」の行き方・アクセス
住所:福岡県福岡市博多区吉塚1-22-1