まだまだ日本だと個人間の送金はハードルが高いのかなと思っています。というのも、お互いがアプリをインストールしている必要があったりしますから。普段からまだクレジットカードを使いこなすカルチャーがないところに、割り勘アプリというのも難しいかと思いつつ、今はどこがスタンダードになれるかを競っているところでもあると思います。
そんなところに登場し、ちょっと面白いと感じたのが個人間での無料送金を実現するiPhoneアプリの「Kyash」です。
iPhoneアプリ「Kyash」とは?
「Kyash」は送りたい相手と金額を選ぶだけで、無料で送金ができるアプリです。LINEやFacebookの友達にも送金できるとしています。基本はクレジットカードで残高をチャージしておく、プリペイドカードのような使い方となります。
送金や割り勘の様子はアプリで簡単に確認することができます。
VISA公認システムとして、クレジットカード代わりになるのがユニークです。
ユーザー登録すると、その時点でVISAのクレジットカードとして使用できるプリペイドのカードがiPhoneの中で発行されるのです。受けた送金を現金として出金することはできませんが、このカードを使うことでVISAの使えるオンラインショップで残高を使用することができます。
あらかじめクレジットカードを登録しておくことで、残高が足りなくても送金することが可能です。
相手にもインストールしてもらう必要はありますが、残高をVISA加盟店で使用できるのは、なかなかユニークなサービスだと思いました。
もしアプリをダウンロードして新規登録するなら、ぜひ招待コード(ZKCM8H)を入力してください(紹介者と登録者の両方に300円入ります!)。
追記:貰った300円の良い使い道を思いつきました! LINEスタンプを購入しましょう! ということで、無料送金アプリ「Kyash」登録で貰える300円はLINEスタンプを購入するのがオススメという記事を書いたので参考にしてください。
送金とお金の受け取りをしてみた
知人と「Kyash」で送金のやり取りをしてみました。
Twitterで送金URLが送られてきました。基本的にはURLですので、TwitterでなくてもFacebookメッセンジャー、LINEなど、なんでも良いでしょう。
リンクをクリックしたところ。「Kyashアプリで受け取る」をタップすると、送られた金額を受け取ることができます。
1円の受け取りが完了しました。
送金の手数料が無料なので1円でも全く問題ないのですが、ビジネスモデルとしては、クレジットカードとして使われた際に手数料が入るようです。
今度は自分から送金してみます。
真ん中の「+」をタップします。
「送金」をタップします。
「ユーザーを選択」します。
Facebookメッセンジャー、LINE、Twitter、メールがありますが、基本はURLを送るだけですので、サービスは問いません。さらに、一度やり取りしたことがあるユーザーは名前が表示されますので、2回目からはさらに簡単になります。
Bluetoothを使用し、ユーザーを探すという機能もあります。
メッセージと共に1円を送金してみました。
スライドで送金完了です。
手軽すぎます!
現時点ではオンラインショップでのみ、貯まっているお金を使用することができるのですが、いずれApple Payに対応するなどして日常生活でも使えるようになると、かなり可能性を感じるサービスとなりそうです。