東大に1,000台以上のiMacが導入され、かなり話題になっています。落札したのがNECリースというのも、また興味深いですね。駒場第一、本郷、柏の3カ所のキャンパスを専用回線で結び「65台のXserveが1149台のiMacにOSを送り込み(NetBoot)、利用者はどのiMacにログインしても常に同じ環境で作業を始めることができるようになる」というのは、かなり強力な事例のように思います。そのことに関する、原田社長と東京大学情報基盤センターで現場指揮に当たる安東助手のインタビュー記事です。
今回の導入の決め手は、Mac OSがUNIXベースのシステムだったことが大きいと伺っています。これまで、マルチプラットフォームでビジネスを展開しようにもMac OS ではなかなかスムーズに融合できなかったのですが、Mac OS Xになってから途端につなぎやすくなるとともに、豊富なUNIXアプリケーションが使えるようになりました。
初等、中等教育の現場では、システムフォルダをごみ箱に捨てちゃう子もたくさんいる。そうなってもNetBootがちゃんと機能していれば全然問題ありません。