記事タイトルには【PR】や【AD】と入れた方がいいのではと思っている派なのですが、そのことをFacebookで書いた際に「クリック率が下がる」「ページを開いたところに明記されていれば良いのでは」という意見もあり、色々と考えるきっかけになりました。それでは実際にどのくらいの媒体で【PR】や【AD】と入れられているのかよく目にするウェブ媒体で確認したところ、ほとんど見られませんでした。
なぜタイトルに【PR】や【AD】を入れた方がいいのではと考えているかというと、TwitterやFacebookで記事がシェアされた際に、それが広告なのかどうか、ということが判別できないからです。ページに明記されていれば良いというのも一理あると思うのですが、昨今は格安SIMでデータ通信量を絞っている人も少なからずいると思います。「広告なら開きたくない」「後で読みたい」という判断材料にもなるのかな、と。
と、そんなことを考えてタイトルに【PR】や【AD】を入れるようにしているのですが、少し気になったのは「クリック率が下がる」という意見でした。業界内の常識が世間の非常識というのはよくある話です。【PR】や【AD】を知っている人はそれを敬遠するかもしれませんが、世間一般的にどのくらい認知されているものなのだろう、と思い、Twitterでアンケートしてみました。
その結果がこれでした。
TwitterやFacebookでリンクをクリックするときのことを教えてください。
— コグレマサト/(^o^)\ (@kogure) 2016年12月5日
たくさんの方にリツイートも頂き、結果的に1,000票以上が集まりました。ただのアンケートですので、これがすぐにどうこう言えるデータではないのですが「PRやADが分からない」という人たちが48%もいたのには驚きました。
その後、リアルな場でヒアリングした感じだと、PRはなんとなく分かるけど、ADは普通の人に伝わりにくいのでは、という意見もありました。表記を周知していくのか、それとも表記自体を変える必要があるのか、これは継続的に考えていく必要があると感じました。
以上のようなことを議論したり調べたりした結論としては、媒体ごとにルールを設定し、それを遵守していくのが現状の最適解なのかな、と考えています。もともと「タイトルにPRやADを入れるべき」というところからスタートした話でもありませんので。
ネタフルの場合は記事広告には、指定により【PR】または【AD】を入れるようにしています。旅やイベントなどの招待の場合は、それを明記するようにしています。モニターなど商品をもらっている場合は、その旨を書くようにしています。これらの関係性の明示は今後も継続していきます。