Eストアー、「ネット通販におけるクチコミ効果調査」を実施 ネット通販利用者の31.4%がクチコミによる商品購入(PDF)という調査結果が発表されています。
アンケート結果によると、「あなたがインターネットで商品購入をする際、もっとも参考にしている情報は何ですか?」という問いに対して、「商品比較サイト・ブログ・ネット上の掲示板など第三者からのクチコミ情報(26.2%)」「知人からのクチコミ情報(5.2%)」と合計31.4%がクチコミ情報を支持しており、最もポイントが高い「自分で判断する(36.2%)」に次いで、大きな影響力を持っていることがうかがえます。
インターネットが普及する前は、カタログ情報は雑誌の情報を集めて「自分で判断する」しかなかったのですが、今はそれを補完・補強するために、ネット上の様々な情報を利用できるようになっています。
確かに、数年前はSNSとかブログとかなくて、クチコミと言えばもっぱら価格.comを見ていた気がするのですが、今はそれ以外からも様々なクチコミが読めるようになっていることを実感しますね。
調査によると「第三者からのクチコミ情報」で購入する商品として「パソコン・家電・AV」が男女計14.0%に達していて、「価格情報や機能情報など客観性の高い情報をネットで比較・検索して購入するというパターン」があることが分かるのですが、一方では「知人からのクチコミ情報」で購入する商品として「食品・飲料(男女計11.2%)」が挙げられているのですね。
「味や食感など主観的要素が強い商品に関しては知人からの情報を重要視していることがわかります」と調査ではまとめられていますが、今後はこの“知人”が“ネット上でしか知らない人”に枠が広がっていく気がします。
調査では「第三者」とくくられているのですが、毎日ブログを読んでいると、他人に思えなくなってしまう時もありますよね。
例えば、
・あのブロガーがお勧めするならば
・SNSの○○コミュニティを主宰している○○さんが言うから
みたいな感じで、自分にとっての味や製品のコンシェルジェみたいな存在が必要に、というか自然にそうなる気がしました。