愛してやまないスマートウォッチ「Pebble」の身売りの話はたびたび聞こえてきましたが、ついにその時がやってきてしまいました‥‥Pebble is joining Fitbitとして、Fitbitに買収されることが正式に発表されました。
Fitbit has agreed to acquire key Pebble assets. Due to various factors, Pebble can no longer operate as an independent entity, and we have made the tough decision to shut down the company.
「Pebble」はもう独立起業としてやっていくことはできない、と。Fitbitは「Pebble」の知的財産や人的リソースを手に入れることになります。
Kickstarterでも大きな資金調達を成功させるなどして話題になった「Pebble」ですが、ついに終わりを迎える時がやってきてしまいました。
初期のMacintoshに通じるような可愛らしさ、楽しさがあり、自分でアプリを入れてカスタマイズしたり、日本語化したり、本当に楽しい日々を一緒に過ごさせて貰いました。
Fitbitで「Pebble」の技術は活用されるでしょうが、もう端末としてアップデートすることはないのでしょうね。
バッテリーの持ちを考えると、Apple Watchではダメなんです。プッシュ通知の内容を腕で読みたいんです。使える間は使い続けようと思いますが、本当に残念です。
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▼Fitbit、Pebbleの主要人材や知的財産などを買収 – CNET Japan
Fitbitは米国時間12月7日付けの声明で、「ソフトウェアおよびファームウェアの開発に関連する主要な人材と知的財産を含むPebbleの一部資産を買収した」と述べた。Pebbleのハードウェア製品は、買収の対象に含まれない。
▼Fitbit、Pebble買収を正式発表 Pebbleブランドの端末は終了 – ITmedia ニュース
「もし町であなたの手首をじっと見つめる、PebbleのTシャツを着た背の高い男に気付いたら声をかけてくれ。Pebbleを付けている人なら1杯おごるよ!」と書いており、自身はFitbit入りしないことを表明した。
▼FitbitのPebble買収により、Pebbleのサービスは縮小・停止へ | TechCrunch Japan
つまるところ、Pebble端末はいずれ使い物にはならなくなるということだ。いつまで使えるのかは、Fitbitの判断によるということになるのだろう。
▼Fitbit、Pebbleの主要人材とソフト・知財関係の買収を発表。Pebbleは全製品の生産販売を打ち切り – Engadget 日本版
Pebbleはすでに販売した約200万本のPebbleウォッチのユーザーに対し、当面はこれまでどおり製品を使い続けられるものの、製品保証などのサポートはもはや提供できないとしました。